これまでも、これからもネット通販が成長分野であり続けることは容易に予想できます。
特に、新しい日常が求められる２０２１年以降では、非接触ビジネスの代表として、欠かせないビジネス形態であることも間違いないでしょう。
無料もしくは低コストで全国に販売できるネット販売は拡大していきます。
この記事では、無料ネットショップサービスのBASE（ベイス）について、サービスの内容や特徴について解説していきます。
BASE（ベイス）は、東証マザース上場のBASE株式会社が運営するネットショップ作成サービスです。国内シェアが第一位であり、香取慎吾さんを起用した「ネットでお店作るなら～ベ・イ・ス」というCMでお馴染みですね。
BASEのプランは無料プランの１つだけ、初期費用や月額料金などは一切不要です。
あるのは有料オプションだけで、ロゴ非表示500円と有料テンプレート5000～10000円があります。機能制限などもありません。
スマホアプリで販売促進できる。800万ユーザーが利用するスマホ用ショッピングアプリもあり、スマホユーザーに向けて幅広く販売が行えます。
ＢＡＳＥは、無在庫のオリジナルグッズ販売に対応している。
注文が入ってから生産の依頼ができる、オリジナルグッズの受注生産販売ができます。シャツ・マグカップ・アクセサリーなどをデザインして、ＷＥＢ上で受注・生産・販売まで完結できるシステムになっている。仕入れと在庫が必要ないリスクがないネットショップを展開できます。
| サービス名称 | BASE（ベイス） |
| 運営事業者 | BASE株式会社 |
| 初期費用 | 無料 |
| 月額費用 | 無料 |
| 商品登録数 | 無制限（一日最大1000件） |
| 独自ドメイン | 利用可能（サブドメイン限定） |
| 常時SSL化 | 対応済み |
| 電話サポート | 〇 |
| メールサポート | 〇 |
| チャットサポート | 〇 |
| 備考 | BASEの非表示は別途500円／月 独自ドメインは他社サービスで取得したものを”サブドメイン”として利用できます。 |
| クレジットカード | 〇 | コンビニ決済 | |
| 銀行振込 | 〇 | 後払い決済 | |
| キャリア決済 | 〇 | 代金引換 | |
| Amazon Pay | 〇 ※① | 楽天ペイ | |
| PayPal（ペイパル） | 〇 | PayPay（ペイペイ） | |
| Stripe | ✖ | Square | |
| Google Pay | ✖ | Apple Pay | 〇 ※② |
決済手数料はすべて共通。
※①AmazonPayは個人でも法人でも導入可能。ショッピングアプリ、予約販売、デジタルコンテンツ販売、テイクアウト、定期便、コミュニティ、抽選販売、ショップコインには使えない。
※②Apple Payは、ショッピングアプリにて「ゲストとして購入」を選択時にApple PayにMasterCardが登録されていると使える。
| 売上 | かんたん決済手数料 | １回の注文総額（送料含）に対して 3.6％+40円 |
| サービス利用料 | 3％ | |
| 入金 | 振込手数料 | 一律250円 |
| 事務手数料 | 2万円未満は500円、2万円以上は0円 |
| 送料詳細設定 | 〇 | クーポン発行 | 〇 |
| HTML編集 | 〇 | レビュー機能 | 〇 |
| 年齢制限 | 〇 | ポイント機能 | ✖ |
| メールマガジン | 〇 | 購入個数制限 | 〇 |
| パスワード保護 | 〇 | 予約販売 | 〇 |
| ダウンロード販売 | 〇 | 定期販売 | 〇 |
| 電子チケット販売 | ✖ | まとめ販売 | ✖ |
| 受注生産販売 | 〇 | 抽選販売 | 〇 |
| 複数配送先指定 | ✖ | 再入荷通知 | 〇 |
| 英語表記 | 〇 | レコメンド機能 | ✖ |
| インスタグラム連携 | 〇 | フォローメール | ✖ |
| アクセス解析 | 〇 | googleショッピング連携 | 〇 |
BASEはオリジナルグッズ販売ができる
オリジナルTシャツのデザインは画像を貼り付けサイズ調整するだけで、とても簡単に登録ができる。
オリジナルスマホケースのデザインも簡単にできてしまう。
スマホケースは適合サイズが限られているので注意が必要です。
BASEはデジタルコンテンツが販売できる
フォームに沿って入力して、商品のデジタルコンテンツをデータをドラッグ＆ドロップすれば商品登録できます。
BASEは英語・外貨対応ができる
英語・外貨対応APPをインストールするだけで、ブラウザやスマホの設定が英語の方には英語表記となります。任意の国の通貨表示を選ぶことができるので国の通貨を選択してください。
ショッピングカートも英語表示に変わる。
BASEはショップロゴを作ることが出来る
フォントとサイズを調節してオリジナルロゴを作ることが出来ます。
BASEは審査不要でクレジットカード決済ができる
一般的には、ネットショップのクレジットカード決済は審査に２週間～３週間くらいかかりますが、BASEは利用申請さえすれば審査不要でクレジットカードなどの各種決済が導入できる。
審査不要で導入できるというメリットがある反面、販売手数料は他社よりも若干高めに設定されています。
※①AmazonPayは個人でも法人でも導入可能。ショッピングアプリ、予約販売、デジタルコンテンツ販売、テイクアウト、定期便、コミュニティ、抽選販売、ショップコインには使えない。
※②Apple Payは、ショッピングアプリにて「ゲストとして購入」を選択時にApple PayにMasterCardが登録されていると使える。
BASEでサイト作りの初期設定をしてみた
①ショップＵＲＬを決める。
自由に選択できるサブドメイン部分を決めて、ドメイン部分も10種類の中から選んでURLを決める。メールアドレスとパスワードを入力する。
②登録と認証
メール認証と電話番号認証が必要です。
所在地、ショップのカテゴリー等を登録して、ショップを開店させます。
BASEはテーマを自由に変更できる
17種類の無料テーマが準備されていて自由に変更できる。
テーマ変更の動画38秒です。
BASEは商品登録を簡単にできる
画像をアップして必要事項を入力して商品登録する、とても簡単です。
商品登録の動画40秒
BASEは多くのSNSと連携ができる
8種類のSNSとの連携が簡単にできてしまう。
BASEは豊富なアクセス解析ツールとの連携が可能
無料のネットショップで、これだけのアクセス解析ツールとの連携が可能なのはBASEでけ。
BASEは有料テーマを5000円から購入できる
有料テーマであるから、無料テーマよりもデザイン性が高い。さらに上のサイト作成をねらうなら有料テーマを選択しても良いと思います。
BASEはクーポンを発行できる
BASEのクーポンは秀逸です。値引き率か値引き金額が選べて、期間を決められて、発行枚数も決められて、最低購入限度額も設定できて、一人一回制度が設定できる。
BASEは数量限定販売ができる
BASEは数量限定販売ができる。人気商品などを「お一人様〇個まで」のように販売できて、商品ごとに上限販売数を設定できます。
BASEは予約販売ができる
BASEには予約販売機能があります。予約販売機能は色々と使えます、福袋や新作の先行予約など販売方法を増やすことは売上アップにつながる。
BASEにはセール機能がある
BASEにはセール機能があります。個別に商品を選択できて、割引率は1～99％まで設定できて、セール販売期間を設定できます。
BASEではシークレットECが運営できる
BASEには、パスワードで守られた会員専用サイトを作る機能がある。登録できるパスワードは１種類のみ。
BASEは複数店舗を出店することができるので、リピーター向けの特設サイトを運営することもできます。
BASEのまとめ
この記事では、無料ネットショップサービス「BASE」について、実際に利用した経験をもとに特徴を解説しました。
